住まいを考える 2
木は、細胞の中に空気を取り込んでいるため、熱伝導率が小さく、優れた断熱材なので、触って温かく感じます。
タイル張りの浴室やコンクリートの土間などは、芯から冷えますよね。
ノルディックウォーキングなどをして健康を考えるならば、身近に温かいものを使うことです。
だから、壁や天井に本物の木を張るのです。
また、木は湿気を調整してくれます。
極度の湿気も健康によくないし、極端な乾燥も風邪などを引きやすくします。
木は、湿気が多いときには吸ってくれて、周りの空気が乾くと吐き出してくれます。
加えて、木は心地よい響きを与えてくれます。
四方コンクリートや鉄板に囲まれた部屋では、音が反射して、話が聞きにくいものですが、木は適度に音を吸収し、響いてくれます。
このように、鉄やコンクリート住宅の内部にこそ、自然の木、無垢材を使うことが、快適な室内空間を作る知恵といえます。